よりよい授業を生み出すためには、教師はまず生徒一人ひとりの個性やコンディションの把握に努めなければなりません。しかし一人の教師が数十人の生徒を教える一斉授業では、どうしても教師⇒生徒の一方通行になりがちであり、また個々の生徒に対するケアにも限界があります。
理解度や得意・不得意は生徒一人ひとりまちまちです。また能力や興味、関心、モーティベーション(動機)も一様ではありません。授業を行うにあたって、子どもの受けとめ方を注意深く観察し、個々の生徒にもっとも適した働きかけをすることが必要なのです。
講師と生徒が間近で向かい合った教室では、生徒の表情やしぐさを注意深く見守ることができ、より丁寧な配慮・指導が可能となります